原田宗彦学長がテレビ東京系列「林修×スポーツ×SDGs」でジェンダー平等、地方創生などを林修さんらと語り合いました~番組を視聴できます

 大阪体育大学の原田宗彦学長(スポーツマネジメント)が5月25日、テレビ東京系列「林修×スポーツ×SDGs」(制作・テレビ愛知)にコメンテーターとして出演し、スポーツを通じたジェンダー平等、地方創生などについて林修さんらと語り合いました。
こちらから番組を視聴できます。

 番組は、スポーツの力を活用して社会課題の解決を図る「スポーツSDGs」がテーマ。4年前から毎年、放送されており、原田学長は3回目の出演となりました。

 林修さん、岡田愛マリーさん(テレビ愛知アナウンサー)が司会を務め、ゲストは、原田学長のほか、丸山桂里奈さん(元女子サッカー日本代表)、カミナリ(お笑いコンビ)、高田春奈さん(WEリーグ チェア)、山﨑晴太郎さん(クリエイティブディレクター)。

 番組のテーマは「ジェンダー平等」「地方創生」「被災地支援」などです。ジェンダー平等ではアメリカの女子サッカーが世界一の平均観客数を集めていること、アメリカの大学などが女子スポーツの普及・強化を進める背景として、米国の公的高等教育機関における男女の機会均等を定めた法律「タイトルナイン」が1972年に成立したことなどを紹介。原田学長は、米国の女子サッカーは競技登録者が約170万人に達し、中流階級を中心に広く普及していること、米国ではその170万人もの競技者が共感のまなざしをもって観戦するが、日本では女子サッカーの登録者は約4万人しかいないため共感が十分に広がっていないことなどを解説しました。
 「地方創生」では、佐賀県が2024年度に国民スポーツ大会を開催し、九州最大規模のSAGAアリーナの整備、アスリートと企業の雇用マッチングシステムなどを通してスポーツを通じた地域振興に努めていることが紹介されました。また、日本スポーツツーリズム推進機構代表理事を務める原田学長はスポーツツーリズムについて「世界のスポーツツーリズム市場は2030年までに年平均約17%で成長する見通しだ。スポーツをする人は長期間滞在して通常の観光客よりも多くのお金を落とすので、世界各国は人を動かす仕組みをどう作るのか競い合っている」と話しました。