大阪体育大学バレーボール部女子が「熊取町PRプロジェクト」を始めます。長江晃生監督と選手2名が4月10日、熊取町役場で藤原敏司町長を表敬訪問し、記者発表しました。
大阪体育大学がある熊取町と本学は、中学校への部活動指導者派遣、健康講座への講師派遣など幅広く協力を深めています。
バレーボール部女子は2019年秋以来の関西大学リーグ1部昇格を果たし、13日に春季リーグ初戦を迎えます。昨年、くまとりにぎわい観光協会のマスコットキャラクターを練習シャツにプリントしていたこともあり、熊取町の住民提案協働事業に提案するかたちで協力することになりました。
バレーボール部女子は、試合で着用する公式ユニフォームの左肩に熊取町のロゴマーク、左袖にマスコットキャラクターを掲出して大会や遠征などを通じて熊取町をPRするほか、バレーボール部女子の公式インスタグラムで熊取町の特産品、お店、風景などの魅力を熊取町公式ハッシュタグ「#kuma撮り」を付けて発信していきます。
記者発表は、本学から長江監督と増田結子主将(体育学部4年、京都府立北嵯峨高校出身)、楠岡真緒選手(体育学部4年、松山東雲高校出身)、熊取町から藤原町長、南和仁副町長、明松大介総合政策部統括理事らが出席しました。
増田主将は「昨年もジャンプソン(観光協会キャラクター)が入ったシャツを着て試合に臨み、大変反響がありました。今年も熊取町のロゴが入ったユニフォームを着て、試合で結果を出せるように頑張ります」、楠岡選手は「バレー部のSNSで熊取町の魅力をたくさん発信していきます」と話しました。
長江監督はPRプロジェクトについて「バレーボールで大学のチームが自治体と協力する例は、ほとんどないと思います。大学スポーツは地域との連携が必要不可欠で、バレーボール部はこれからも地域と大学をつないでいきたい」と話しました。
藤原町長は「熊取町は情報を戦略的に町内外に発信していますが、バレーボール部女子の皆さんに連携していただけるのはとても心強い。熊取町と皆さんでタッグを組み頑張っていきたい」とあいさつしました。