1、2年生を対象に、将来の夢や目標について考える機会にしてもらおうという、キャリア支援イベント「キャリアフェスタ」が2月8日(木)、開かれました。
この「キャリアフェスタ」は、業界の第一線で活躍する卒業生をはじめ、民間企業への就職、公務員や教員への採用が決まっている先輩たちの生の声を聞く機会を提供し、1、2年生の段階からキャリアへの意識を高めてもらおうというもので、4年ぶりに対面で開かれました。
1年生を対象にしたイベントでは、卒業生である大阪府教育庁教育振興室保健体育課の坂垣友裕さん(37期生)のほか、就職情報大手のマイナビで勤務しながら、本学大学院でスポーツマネジメントを学ぶ元Jリーガーの鹿山拓真さんが、仕事のやりがいやキャリア選択に向けた心構えなどについて講演しました。
この中で、坂垣さんは「教員はこれからの未来を支える大人を育てる仕事で、やりがいのある魅力的な仕事。大学生の間に部活動指導員を経験するなどして、理解を深めてほしい」と話し、鹿山さんは「レジリエンスという困難な状況にもうまく適応できる力を高めることで、多くのチャンスを得ることができる。失敗や挫折などのストレスをチャンスに変えてほしい」と話しました。
一方、2年生を対象にしたイベントでは、制御機器大手のキーエンスやスポーツ用品大手のミズノといった民間企業への就職をはじめ、警察や消防、市役所といった公務員、小学校や中学校、特別支援学校といった教員への採用が決まっている4年生30人が、各教室に分かれて講演しました。
4年生は自身の経験をもとに「早い時期から活動を始めること」や「志望先の取り組みを把握し、試験対策の回数をこなすこと」、「仲間を作ること」や「キャリア支援センター、教職支援センターを頼ること」など、就職活動や採用試験対策のポイントを後輩にアドバイスし、自身の関心に応じて教室を訪れた2年生は、将来に向けたキャリア選択へのヒントにしていました。