12月18日(月)にアスレティックトレーニングコース主催の教育セミナーが学内で開催され、学生・教員およそ50名が参加しました。
今年開催された世界大会において日本代表チームのアスレティックトレーナー(AT)やストレングス&コンディショニングコーチ(S&C)としてご活躍された3名の先生をお招きし、「世界大会におけるAT/S&Cの役割」をテーマにご講演していただきました。
基調講演では、野球日本代表(侍ジャパン)にてアスレティックトレーナーとして活躍された佐々木さはら氏(九州保健福祉大学)に「世界大会におけるATの役割」について、そして同じく9月に開催されたラグビーワールドカップにてアスレティックトレーナーとしてご活躍された濱野武彦氏(武蔵野アトラスターズ整形外科スポーツクリニック)が「ラグビーワールドカップ2023フランス大会におけるトータルコンディショニング」について講演されました。選手が高いレベルで活躍するためにどのようにコンディションを維持しているか、そしてそのサポートのためにATやS&Cがどのようにデータを活用し連携しているかなど、実際の活動現場での工夫や課題についても話されました。
パネルディスカッションでは、佐々木氏と濱野氏に加え、ラグビーワールドカップにてS&Cコーチを務められた太田千尋氏(日本ラグビーフットボール協会)もオンラインでご参加いただき、ファシリテーターを務めた﨑濱星耶講師(アスレティックトレーニングコース)の進行の下でディスカッションが行われました。先生方がATやS&Cを志したきっかけや各チームと日本代表におけるAT/S&Cの役割の違いについて詳しくお話しいただいた後、質疑応答では学生からも活発な質問が寄せられました。
参加した学生は先生方の情熱を感じると同時に、自らの将来や目標、今後の学生生活の過ごし方について考える貴重な機会となりました。
佐々木氏、濱野氏、太田氏の3名の先生、本当にありがとうございました。
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