ICTを活用した保健体育科の公開授業が12月21日(木)、大阪府泉南市の大阪府立すながわ高等支援学校で行われました。
大阪体育大学とソフトバンク株式会社は「スポーツ指導におけるICT活用」で連携協定を締結しており、公開授業は本学運動部活動改革プロジェクト・チームリーダーの中尾豊喜教授とソフトバンク社関係者らが、府内の教員と共に参観しました。
授業は、本学卒業生で同校保健体育科の吉本早織指導教諭のほか、本学教育学部2年の吉岡悠人さんが補助者として授業実践しました。高校2年生の男女32人がバスケットボール競技の実技に取り組み、ソフトバンク社のアプリ「AIスマートコーチ」の動作解析機能を使って、シュート時の身体と両手の位置関係や形の動作を画像で確認。生徒は、従来の教師による説明を聞くことと異なり、タブレット端末を活用して動作の課題が視覚的に容易に認識でき、生徒らの理解促進につながったようです。
このようなICTの活用例は、これからの学校教育(保健体育、道徳、総合的な学習の時間、特別活動、学校部活動など)、社会教育(新たな地域クラブ活動など)の指導方法に有用と考えられます。来月、同校のバスケットボール部で「AIスマートコーチ」を活用した活動を引続き行います。
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