ダンス部が11月25日、第48回単独公演「プラネタリーバウンダリー」を高石市のアプラたかいし(たかいし市民文化会館)で開催しました。会場の450席はほぼ満席となる盛況でした。
ダンス部員15人、卒業生らが出演。3部構成で13作品が上演されました。
公演では、3クラブ合同のコラボ作品「Scramble!!」が注目を集めました。2年連続参加となるサッカー部男子約50人、初参加の新体操部2人と共演。ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」のように、別の色のユニホームを着た3グループが張り合い、最後は一つになりました。サッカー部は「選手に、人前で自分を出させたい」と加わり、10月ごろから週1回、ダンス部と練習を重ねてきたといいます。
公演を観た他校の指導者や研究者から、白井麻子監督に「他のクラブを巻き込み成功させたエネルギーがすごい」「ゲストとして招くのではなく、いっしょに演じたことを評価したい」などの感想が寄せられました。
白井監督は「ダンス部員のアスリートとしての身体性を他部にも見てもらいたかった。様々な部のアスリートが一緒に踊り、それぞれの身体を認め合うことは、時代に合っている」と話しています。
公演名でもある「プラネタリーバウンダリー(地球の限界)」は十数分の大作。サブタイトルの「人類と地球は同じ一つの生命体。その限界点は、人類の発展により迫っている」ことを12人で演じきりました。