アルバイト先の泉佐野市内のコンビニエンスストアで、高齢女性の特殊詐欺の被害を未然に防止したとして、本学体育学部3年の日髙景太さんに11月28日(火)、泉佐野警察署から感謝状が贈られました。
11月9日、日髙さんがコンビニエンスストアのレジで対応していたところ、高額の電子マネーカードを複数枚購入しようとしていた70歳代の女性の様子を不審に思い、声をかけて事情を聞くとともに110番通報し、被害を未然に防止しました。
この女性の携帯電話に「携帯電話の未払いがある」と嘘の電話があり、「訴訟を起こす」などと脅して、カードの購入を指示してきたということです。
感謝状を贈呈した泉佐野警察署の香川純也署長は「特殊詐欺の被害件数が増加する中、勇気を持って女性を助けてくれたことに感謝します」と称えた上で、「今後も不審に思うことがあったら、通報してほしい」と呼びかけました。
日髙さんは「女性は何かにおびえている様子で、すぐに詐欺だと思った。困っている人を前に冷静に判断して行動に移せたことが良かった。今後ももし同じ状況の人を見かけたら、声をかけたい」と話しました。